客引き

bebian912008-10-27

渋谷駅に着いたら大粒の雨が降っていたので、屋根があるところで立ち止まった。
10メートルくらい離れたところに、とてもきれいな人がいたので目を奪われ、2〜3秒くらい見入っていた。
すると、そのきれいな人が、


「こんにちは〜♪」


と言いながら小走りに近づいてきた。


(客引きか?)


きれいな人:「最近いらっしゃらないですね。」


(なんか変な店通ってたっけ?あれ?)


きれいな人:「ワイン買いに来てくださいよ!」


(あっ、思い出した!この人は銀座のエノテカシャンパーニュ&375」の店長の柴田さんだ!)


主宰:「あまりにもきれいな人がいたので、声掛けたかったんですけど、オクテてシャイで引っ込み思案なので声掛けられませんでした。」
柴田:「またまた〜。」


変な客引きではなかったが、別の客引き!?だった。まあこれもなんかの縁だから、久しぶりに「シャンパーニュ&375」にいくとするか…。

○×○×

今日は哲と飲んだ。
一次会はやまざき渋谷店に行った。哲はやまざきは初めてだった。
哲は主に主宰のワイン会でワインを飲んでいるので、カリフォルニアワインはほとんど飲んだことが無く、マホニーの美味しさにびっくりしていた。また、日本で売っているブリでは主宰が一番美味しいと思っているやまざきのブリを食べてその美味しさにも驚いていた。
一本飲んで帰るつもりだったが、やまざきではしっかりした食事が摂れないのでどこかへいこうかという話になり、既にこの日はワイン会で丸いお姉さんと会ったことがある哲とIZAKAYA VINの話題が出ていたので、IZAKAYA VINに行くことになった。
哲はIZAKAYA VINも初めてだった。
IZAKAYA VINでは、主宰が好きな鹿肉ミートソースのタリアテッレと豚肉のレンズ豆添えを注文し、哲はその美味しさにもたいそう感動していた。
既にやまざきでボトル半分をそれぞれ飲んでいることを忘れ、ワインもいろいろと注文してしまい、弱い哲はクロサンドニが最後まで飲めなくて悔しそうだった。
たくさん飲んでしまったので、主宰はフラフラに、哲は○×○×になりながら帰路についたのだった。

やまざきの酒

(赤)マホニー カーネロピノ・ノワール ラス・ブリザス・ヴィンヤード 2005
ヴィンテージが変わっても本当にうまい。好きな酒です。

IZAKAYA VINの酒

(泡)アンリ・ジロー アイ・グランクリュ・プリュット NV
下のクラスでも美味い。


(白)ディディエ・ダグノー シレックス 2006
主宰:「この前飲もうと思って飲みそびれちゃったんですけど、今日はシレックスあいてますか?」
マスター:「今日は残念ながらあいてないんですよ。」


と言いながらあけてくれた。ダグノーが事故死してから市場では見かけなくなってしまったので、本当に希少な酒となった。マスターに感謝。味については語るまでもない。


(赤)ドメーヌ・ラルー シャサーニュ・モンラッシェ 2001
柔らかい口当たりだが、甘みはほとんどない。食事にとても良くあった。


(赤)ドメーヌ・マルキ・ダンジェルヴィーユ ヴォルネイ 1er クロ・デ・デュック 2001 モノポール(写真)
客観的には、後から飲んだクロサンドニのほうが美味しかったが、こちらの柔らかさというか語り口のソフトさが主宰的には非常に印象深く、好感が持てた。


(赤)ドメーヌ・ジョルジュ・リニエ クロ・サン・ドニ 2002
グランクリュとしては普通に美味しかった。ジョルジュ・リニエにはあまりいいイメージが無かったが、バランスは良かった。淡々と作った印象で、何かプラスαが欲しい感じがした。