ワインの売り文句

今日は夕方新宿で時間が空いたので伊勢丹のワイン売り場に行ってみた。
改装されていてとてもかっこいい売り場になっていた。

とても美味しくて飲みやすい、売れているワイン

ブルゴーニュのコーナーでワインを全く分かってなさそうだけど、お金は持ってそうないけてないおじさんがいた。


おじさん:「どれがいいんですかね?」
店員:「これ(ロックのニュイサン1erVV2004)なんかいかがでしょうか? とても美味しくて飲みやすい、売れているワインなんです。今日だけで3本も出ているんですよ!」
おじさん:「このワインはラベル無いの?」
店員:「プリウレロックは、この小さいのがラベルなんですよ。」


こんな売り方をされているって知ったらどう思うのかねえ…。ロックさんは。
やまざきで売っていれば、いくら素人相手でももう少し気の利いた説明が出来たろうに…。


やまざきで売っていたときは6000円を切っていたのに、流通ルートが変わってここでは9000円を上回る。


「美味しくて飲みやすい」ワインに9000円か…。樹齢が若いからいくつかの一級畑をブレンドしているという話だったのに、2004から「VV」とはロックさん、おぞましいくらいたくましい商魂だな…。
買う方も買う方なら、売る方も売る方。もっと言うと作る方も作る方…。


妥当な売られ方のような気もしてきた。